倉庫の建築費はいくら?構造別の特徴と建築費を解説

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「倉庫の建築費はいくら?」

「倉庫の構造によって費用はどう変わる?」

倉庫の建築を検討している方で、上記のような疑問を抱いている方もいることでしょう。

身近に聞かない倉庫建築だけに、費用の目処が思いつかない方も多いはず。

近年、資材価格や人件費高騰の影響を受けて、倉庫建築の費用は上昇傾向にあります。

そのため、倉庫建築の目的に沿って適切な倉庫構造を選定したうえで、可能な限り建築費用を抑えるのがベストです。

そこで今回は、倉庫の建築費を解説します。構造別の特徴と建築費も合わせて解説するため、参考にしてください。

目次

倉庫の建築費はいくら?

2022年度の国土交通省の建築着工統計調査によると、倉庫の建築費の全国平均は約45.4万円/坪です。

ただし、上記はあくまでも全国平均となっており、倉庫の坪単価は立地や条件によって変わります。

例えば、坪単価が最も高い都道府県は、青森県の58.4万円/坪となっていました。また、倉庫に採用している構造体によっても坪単価は大きな差がでます。

したがって、倉庫の建築費は一概にいくらと断定することは難しいため、上記で紹介した費用はあくまでも目安として捉えておくといいでしょう。

【構造別】倉庫の特徴と建築費

ここからは、倉庫の構造別の特徴と建築費を解説します。

倉庫で使われている構造体は下記の3つです。

それぞれの特徴と建築費を解説するため、参考にしてください。

木造

倉庫の主要部材に木材を使用した倉庫は、コストがほかの構造の倉庫と比較して安いのが特徴です。

坪単価の全国平均は38.6万円/坪となっており、他の倉庫よりもコストを抑えて建築できるでしょう。

また、木の部材は再利用しやすいため、木造倉庫は環境に優しい倉庫とも言えます。

一方で、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の倉庫と比較すると耐候性が低いです。

木はどうしても雨や風・日光の影響を受けやすいため、他の2つと比べると劣化のスピードが早くなります。

ただし、石膏ボードを壁や天井の下地材に利用することで、耐候性・耐火性のアップは実現可能です。

鉄骨造

骨組みに鉄骨を使用した鉄骨造倉庫は、軽量なうえ耐久性があります。

坪単価の全国平均は46.3万円/坪です。木材と比較して部材の品質が安定しているため、倉庫の品質が職人の力量に左右されにくいといえるでしょう。

また、事前に組み立てた柱や梁を建築現場に持ち込めるケースも多いため、鉄筋コンクリート造倉庫よりも工期が短く済みます。

一方、鉄骨造は鋼材やコンクリートで柱が作られるため、外気温の影響を受けやすいです。さらに、鉄骨は錆に弱いため防錆加工が必須となります。

鉄骨鉄筋コンクリート造

主要部位に鉄骨や鉄筋・コンクリートを使用している鉄筋鉄筋コンクリート造倉庫は、耐震性・耐久性に優れています。

坪単価の全国平均は47.4万円/坪です。鉄筋鉄筋コンクリート造倉庫は機密性が高いため、効果的に空調を使用することで、温度管理がしやすい点もメリットといえます。

一方、コンクリート養生に一定の期間が必要なため工期が長くなりがちです。また、他の2つと比べると最も坪単価が高くなっており、建築にかかるコストが高い傾向にあります。

倉庫建築における注意点

ここからは、倉庫建築における注意点として下記を解説します。

上記の点に注意して、安心して任せられる業者へ依頼しましょう。

坪単価だけでなく総工費でも検討する

倉庫の建築費を比較する際は、坪単価だけでなく総工費でも検討しましょう。

なぜなら、坪単価の定義は業者ごとに異なるケースがあり、 坪単価の他にもさまざまな費用が上乗せされる可能性もあるからです。

下記のようなものが、業者によって含まれる場合と含まれない場合があります。

  • 内装工事
  • 外構工事
  • 空調
  • 確認申請費用
  • 図面作成費用

上記の費用によって、当初の坪単価から大きく変更されることがあるため、坪単価だけで見積もりをしていては想定よりも費用がかさんでしまうこともあるでしょう。

そのため、坪単価はあくまで参考程度に考え、最終的な費用計算は総工費で算出することが大切です。

複数の業者を比較する

依頼する業者を決める際は、初めから1社に絞るのではなく複数の業者を比較しましょう。

なぜなら、価格や工期を比較することで、より良い業者を選択できるからです。

また、コストの面だけではなく説明が明快で分かり易く、対応が丁寧な業者を選びましょう。

加えて、アフターフォローの体制も確認してください。

倉庫の建築が終了した後、不具合やトラブルが生まれる可能性もあるため、アフターフォローが充実した業者なら安心です。上記の点を踏まえ、安心して任せられる業者を選択しましょう。

倉庫建築を依頼するなら『堀内建築研究所』がおすすめ

出典元:有限会社堀内建築研究所
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項目詳細
会社名有限会社堀内建築研究所
住所愛知県名古屋市名東区上社2-170 第一ヤマケンビル6階
電話番号052-760-6766

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堀内建築研究所は平成12年に創立し、これまでに多くの実績を残してきた設計事務所となります。

一般住宅はもちろん、医療・福祉施設や工場・倉庫など、様々な建築物を手掛けているのが特徴です。

豊富な建築実績によって培われた高い技術力で、他では味わえない良質な建築を手掛けてくれるでしょう。

堀内建築研究所でなら、あなたに適した倉庫が実現できます。

まとめ

今回は、倉庫の建築費を解説しました。倉庫の建築費の全国平均は約45.4万円/坪です。

ただし、坪単価は倉庫の建築構造やエリア、地盤の性質などによっても異なります。

上記の費用はあくまでも目安として捉えておき、最終的な建築費用を知る際は、総工費で算出することが大切です。

倉庫で多く使われている構造は下記になります。

  • 木造
  • 鉄骨造
  • 鉄骨鉄筋コンクリート造

それぞれ特徴や費用が異なるため、自社に合った倉庫を選び、希望の倉庫建築を実現させましょう。

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